心地よいスペースと光

明るい空間は気分も明るく
明るい空間は、実際よりも広く見え、おしゃれな印象を与えるだけでなく、気分明るくしてくれます。
逆に、日当たりが悪かったり、光の量が足らず、薄暗い感じのスペースは雰囲気が重くなるだけでなく、湿気が溜まりやすく、カビの原因になったりします。
また、体内時計が影響を受け、生活のリズムが不安定になったり、精神的にマイナス思考が強くなったりという悪影響が出ることもあります。
自然光が入る間取りであれば、積極的に取り入れるようにしましょう。
しかし、窓が設置されている場所に左右されるものですから、賃貸物件では、勝手に変更することはできません。
そのような場合に、役立つのが照明器具です。
光の色味や光の照射スタイルなど、様々なタイプがあります。
照明にはさまざまなタイプがある
照明には、直接光を当てる「直接照明」と、壁や天井に光を当て、和らげた光で室内を照らす「間接照明」というものがあります。
「直接照明」は、日中の太陽光を再現した光なので、その光の下では活動的になります。
逆に「間接照明」は、一度他の対象物に当たった光のため、柔らかく、リラックスした気分にさせてくれます。
一般的に、作業したり勉強したりするときには「直接照明」を、くつろぐ場所では「間接照明」を取り入れる傾向にあります。
いろいろな目的に使われるリビングなどは、両方を組み合わせた「一室多灯」にすると、シーンに応じた使い分けができます。
例えば、天井にシーリングライトが設置されているならば、ソファー脇のフロアにスタンドライトを置いたり、テーブルにデスクライトを置いたりしてみるのも良いでしょう。
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